同じように使っているつもりなのに、先月より電気代が明らかに高い。そう感じたとき、原因は設定温度やフィルターの汚れなど使い方によるものと、ガス漏れや部品の劣化など機器側のトラブルによるものの大きく2つに分けられます。どちらが原因かによって対処法がまったく違うため、まずは自分で確認できる範囲をチェックし、それでも改善しない場合は故障を疑うという順番で見ていきましょう。
電気代が高くなる主な原因
| 原因 | 特徴・目安 |
|---|---|
| 設定温度 | 設定温度に到達するまでは特に高出力で稼働するため、冷房26〜28度・暖房20〜22度程度から離れるほど消費電力が増えやすい |
| フィルターの汚れ | ホコリが詰まると風量が落ち、同じ温度に到達するまでの時間と消費電力が増える |
| 室外機周りの環境 | 室外機の吹き出し口がふさがれていたり、直射日光が当たり続けていると熱交換の効率が落ちる |
| 使用年数・機種 | 古い機種は省エネ性能が低く、同じ使い方でも新しい機種より消費電力が大きくなりやすい |
| ガス漏れ・部品の劣化 | 冷媒ガスが減っていたり圧縮機などの部品が劣化していると、効きが悪いまま消費電力だけが増えることがある |
自分でできる節電対策
- 設定温度を冷房26〜28度、暖房20〜22度を目安にし、極端な設定を避ける
- フィルターを月1〜2回程度の目安で掃除し、風量の低下を防ぐ
- 室外機の吹き出し口の前に物を置かない、日よけを設置するなど周辺環境を整える
- カーテンやすだれで直射日光を遮り、室温の変化を抑える
- 扇風機やサーキュレーターを併用し、冷暖房の効きにムラが出にくいようにする
フィルター掃除など自分でできる範囲の手入れ方法はエアコンクリーニングをDIYで行う方法で詳しく解説しています。設定や掃除を見直しても改善しない場合は、次の項目で故障のサインを確認してください。
対策をしても電気代が下がらないときの確認点
フィルター掃除や設定温度の見直しを行っても電気代が下がらず、部屋の冷え方・暖まり方も悪いままの場合は、冷媒ガスの漏れや室外機の不調が疑われます。冷房であればエアコンが冷えないときの確認順を、エラー表示が出ている場合はエラーコードが出たときの確認手順もあわせて確認すると、原因の切り分けがしやすくなります。使用年数が10年を超えている場合は、修理と買い替えのどちらが妥当か比較しておくと判断しやすくなります。
電気代の増加が使い方の問題か故障かを判断してもらう
エアコントラブルセンターの点検を確認する
設定温度・フィルター掃除の状況・効きの悪さなど気づいた点を伝えると、ガス漏れや部品劣化の可能性を含めて点検してもらいやすくなります。

